2016年10月18日
屋根仕舞
カテゴリー: 現場便り
120角の登り垂木が付き屋根仕舞が始まります。この後、手前にある30ミリの厚野地板を張って屋根を固めます。
クレーンが入り、釣りながら木組が組まれていきます。それぞれの若き職人の受け持ちパーツが旨くおさまるかドキドキです。かけ声とカケヤの音が鳴り響き、感動の時でした。
今回は基礎の上に建つ伝統工法による建て方です。桧の無垢の土台なので防蟻剤は塗りません。彼女は若き女性の大工さんで、アンカーボルトの傾きを直しています。
建前に向けて造成が完了し、大型車両にての搬入対応、クレーン位置確保、材料置き場、駐車場確保しました。掘削時に出てきた石で土留めをして、石の処分代金を省き、土留め材料代を省き、時間短縮して造成費をおさえました。見た目はこれから考えて修正していきましょう。
基礎型枠外れ、廻りの整地も進み風景が変わってきました。基礎は地中梁も3.6mグリッドで入り強固です。床下換気はねこ土台とバイプ用換気口で対応して空気がよどまないようにします。平屋建てなので大きくかんじます。
駐車場掘削工事がはじまりました、岩が出るかと心配しましたが、石混じりの埋め戻し土ででした。公共工事に山を崩し土を使ったときいていましたが、地山のしっかり締まった風化岩に近い砂質土と全く異質のすなが石と混ぜておいてありました。こんな事もあるんですね、